出会い系を悪用して男性を騙す悪徳援デリ業者のメールの手口については、以前にも紹介しましたが、前回解説した内容とは違う誘い文句を使ったメールをまたしてもハッピーメールで受信したので改めて紹介します。
まずは、受信したメールの内容を見てみましょう。
柚季様からのメールです
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欲求が抑えられないんです…刺激や潤いが継続的に欲しい…。M男さんが好みです。責められ好きなら絶対損はさせないので連絡下さい。勿論長期で関係を継続させたいです。
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ポイントは、黄色い帯付きで強調した2つの箇所です。
- やたらと性欲や肉体関係について強調している
- 長期で関係を継続など、一回限りでは終わらないセフレ関係を強調している
援デリ業者からのメールは、“相性確認のため”であるとか、“ホ別２”といった誘い文句が使われることが多いですが、今回の事例のようなメールも使われることが多い誘い文句です。
実際、プロフィールを確認してみると『一口コメント』に次のような募集書き込みが投稿されていました。
過去SMの風俗で働いてS嬢してました。M男を責める楽しさが忘れられず責めさせてくれる人が居ないか探す事にしたんです。20代後半になるとさすがに出会いも減りますし、ノーマルなエッチですらご無沙汰…体は歳を重ねるごとに感じやすくエロくなっていくんです…。最近は抑えきれない…欲求不満で。いっぱいエッチな事させてください。責められ好きでいっぱいされたい男性を本気で探してます。得意な事は言葉責め、乳首責め、睾丸責め、アナル責め、玩具系、顔面騎乗、手コキ、ビンタ…勿論痴女プレイや調教も可能です♪勿論目的がハッキリしてるのでお茶や食事のお誘いは無視。写真等個人情報NG。場所は渋谷限定。平日休日問わず基本的に日程合わせられます。私だけの奴隷M男、待ってます。
このように、目も当てられない内容と言いますか、開いた口が塞がらないと言えるぐらい、非常に分かりやすい援デリ特有のプロフィールコメントが投稿されていました。
本当かどうかは分かりませんが、設定が「SM嬢」となっているので過激な内容の募集書き込みを投稿するのはある意味では自然かもしれませんが、普通に読むとどう考えても風俗店の営業文句にしか思えません。
おまけに、注意して読んでみると、待ち合わせ場所は渋谷限定と指定している辺りも援デリならではの特徴が滲み出ていると言うしかないでしょう。
援デリ=ホ別２であるとか、メールで待ち合わせ場所を指定してくるなどとあまりにも決めつけていると、今回の事例のようなメールを受信しても、
「援デリじゃないんじゃないか？」
「素人女性なんじゃないか？」
と思ってしまう男性もいるかもしれませんが、それも悪徳業者の狙いの内なのでくれぐれも騙されないように気をつけましょう。